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【死を免れる】渡辺糺の長男。大坂落城の際に糺は次男と三男を刺し殺し、守も乳母に連れてこさせ殺そうとしたが、彼女が「白小袖を着せて連れてきます」と言ってその場を逃れて渋紙( 紙をはり合わせ、柿渋を塗ってかわかしたもの。防寒・雨よけの衣類とし、敷物、荷物の包装などに用いていた)に守を包んで綱を下げて逃げ出した。
そこで遂に徳川軍の兵は諦め「金二両を出すなら軽い身分の者ということで許そう」と言い、守を人質に取り乳母だけを解放した。そして彼女は渡辺の旧領に行き、百姓達にお願いすると、渡辺家に世話になったからということで金を融通してくれて、そのお金で守を引き取っている。 【徳川家の家臣に】その後、母は京都の南禅寺に預け僧にさせた。だが18歳の時に細川忠興や一柳末栄の働きで還俗させられ、渡辺権兵衛守と名乗り徳川綱重に仕えて500石を与えられた。その後、渡辺家は長く徳川家に仕えたという。 UPDATE 2002年10月14日Copyright (C) 2002 Tikugogawa. |
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