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二人の甥
これを見た木村重成は真田幸村に尋ねた。 「今、仕寄を付けている六文銭の旗印は貴殿の一族ですか。それとも他人ですか。城攻めの方法が巧みである」 「あれは私の兄の陣です。今、兵を指揮しているのは16歳の真田信吉と14歳の真田信政で甥にあたります」 「二人は何色の鎧を着ているのか教えてください。それを兵士達に知らせて狙撃させないようにします。少年にも関わらず陣での働きは前代未聞だ。鉄砲で密かに撃てば武士としての運が尽きるだろう」 重成は幸村に二人を殺さないことを約束した。(『難波戦記』『大坂軍記』『今木家伝集』) Copyright (C) 2004 Tikugogawa. |
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