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死して厚志に報いる
「徳川方につくなら、播磨50万石を与えよう」 揚西堂は徳川家康の言葉を伝えた。しかしこれは家康の本意ではなく、ただ基次に疑惑の目を向けさせるためのものだった。 だが基次は丁寧に返事をする。 「豊臣家が優勢ならともかく劣勢の今、そのようなことは考えられない。だが、家康殿の気持ちは嬉しい。だから立派に討ち死にして、豊臣家の恩に、そして自分が早く死んで徳川家の厚志に報いる」 Copyright (C) 2003 Tikugogawa. |
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