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城内への内通
石見守は他の者と一緒に城内に入った際、、女性から声をかけられた。 「御使番の青山石見守殿ではありませんか」 石見守は顔を赤らめながら返事をした。すると女性は声高に 「秀頼様は変わりないので安心してください。そちらもご無事そうでめでたいです」 と言って通り過ぎた。焦った石見守は、他の奉行達に対して弁解。 「私の親戚が篭城しており、その女房を良く知っていたので声をかけられた。これが家康公の耳に達すれば必ず糾弾される」 「例え内通していたとしても、和睦になった上は大丈夫だろう」 他の奉行達は安心するよう言ったが、どこからか上にこのことが知られ、裏切り者ということになって成敗された。 のちに皆が 「徳川軍が不意に鯨波の声を上げても城内は少しも騒がず、逆に大筒小筒を撃ちかけてきた。これは石見守が内通していたためだったのだろう」 と噂している。(『難波戦記』) 管理人・・・・・・石見守は話から推測する限り、冬の陣後に改易になった竹腰城主・祖父江信勝のことだと思います。 Copyright (C) 2004 Tikugogawa. |
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