●坤松山天祐寺
住所:長崎県諫早市西小路町1116
駐車場:あり
曹洞宗。本尊は釈迦如来。当地に行基が寺を創建したという伝承があるが、定かではない。明応年間(1492~1501)、雪舟に絵を学んだ春岡揚富が伊佐早領主の西郷尚善(天祐宗貴居士)を開基として創建した。
天正15年(1587)、龍造寺家晴が領主となるが、家晴が肥後に出陣した隙を狙って天祐寺の五世の泰雲が、以前の領主だった西郷信尚と共に高城を攻撃して奪取する。しかし帰国した家晴によって奪回され泰雲は戦死した。
その後も天祐寺は家晴の庇護を受け、家晴の息子の諫早直孝(龍造寺から諫早に改姓)は菩提寺とした。寛永15年(1638)と享保12年(1727)の火災で寺宝と記録が消失している。
(駐車場のある西から入れば伽藍などに直ぐに行けたが、ゆっくり参拝したかったので東から入った)

(島原の乱戦没者追悼碑。寛永14年(1637)の島原の乱で諫早藩も出陣したが、2000人の軍勢の内、死者が92人、負傷者が296人という多くの死傷者が出た。その死傷者を追悼するため、寛文12年(1672)に建立された)

(諫早義挙殉難者の霊碑。寛永3年の諫早一揆の霊を鎮めるために建てられた)

参考文献:長崎県の地名、長崎県の歴史散歩、諫早市史 第3巻、KTNテレビ長崎、現地の案内板
感想:現在は紅葉の名所として知られています。その紅葉の季節には1週間限定で庭園や襖絵が公開されるそうです。












